最初に想像していたよりずっとおもしろかったです。
作者は女性の方かな。
どちらかというと、男性作家の和製ファンタジーより、女性作家の和製ファンタジーの方と相性が合うのかもしれません。
赤ん坊の時に、巫女候補として山に連れてこられたソニンは、12歳の年に素質なしと判断されて山を下ろされることになります。巫女になりそこねたというのは不名誉なことらしいのですが、家族は暖かく迎え入れてくれます。
ソニンはその巫女の力で口のきけない沙維国の末の王子イウォルと意思を通じ合わせることができ、それがもとでイウォルの侍女として宮廷に上がることになった。
折しも隣国の江南国と巨山国との間で戦乱が起ころうとしていた。望まぬ陰謀に巻き込まれてしまうソニン。
本当に、展開としては特に目新しいものではなかったのですが、文章がどぎつくないのでさらりと読めてしまいます。
ソニンの感情の起伏が少ないので、よけいにあっさりとした印象をもちました。
3巻まででているようなので、2巻目、3巻目もぜひとも読んでいきたいです。